2019年、年末に東フランス、イタリアとスイスの国境に程近い、ヨーロッパの中でも最大級のスキーリゾートTIGNES(ティーニュ)へ行って来ました!
ドイツのデュッセルドルフからティーニュまでは車で休憩もしつつ約10時間、飛行機ならジュネーブまで飛び、バスで3時間です。
ティーニュ・バルディゼールエリアは72本のリフト、157のコースがあり、1週間いても全てのコースを滑ることは難しいくらい大きなスキー場です。
今回宿泊した宿はたくさんあるエリアのうち、比較的標高が高いTignes2000のエリアです。宿のすぐがリフト乗り場のため、スキーイン/アウトが出来るのが魅力。宿の正面には迫力のあるアルプスの山のひとつがそびえます。天気がよければ美しい朝焼けも。
ヨーロッパのスキー場の良いところはなんといっても素晴らしい景色です。
広大なアルプスの山々を見ながら広いゲレンデを滑走する気持ちよさは日本ではなかなか味わえないもの。 一番高いポイントは3456m。その下3032mまでは、電車のような乗り物で一気に上ります。上からは天気が良ければモンブランも望める絶景です。この絶景の中をスキーやスノーボードで滑り降りる気分はそれこそ無意識に歓喜の声を上げるほど。
また、コースを滑るだけにティーニュ楽しみ方はとどまりません。 滞在の前半は悪天候だったものの、悪天候後の晴れの日にはオフピステツアー(バックカントリーツアー)に参加しました!ビーコンなどを装備して、現地を知りつくしたガイドに連れられ誰も滑っていないコース外のエリアを他の人を気にすることなく滑走します。コースではないところに行く為、板を担いでハイクしたり、深い雪の中を歩いたり、谷底を滑ったり・・・とハードな部分もたくさんありますが、参加する価値は存分にあり ! ちなみに今回のガイドのフィリップは55歳にもかかわらず、30~40代のメンバー達の誰よりも体力があり、年齢と体力は関係ないのだと思い知らされました。
さらに、ティーニュにはコースを滑るためのリフトではなく、山を越えるためだけにあるリフトが存在します。スキーエリアの移動の際に乗るこのリフト、山越えの瞬間はなかなかのスリルがあり、アトラクションのようです。両方の方向から人が行き来するので、すれ違うリフトに人が乗っているのも新鮮に感じます。
その他、ティーニュ・バルディゼールエリアのスキーパス2日間以上を持っていれば、近くにあるプールに無料で入れたり、いろいろなスポーツができる施設、アクティビティなども充実しています。クリスマスの日には花火などのイベントも。
と楽しいことばかり書いてしまいましたが、そうでないこともたくさんありました。 フランスはドイツと異なり冬場のスタッドレスタイヤは義務ではないため、こんなスキーリゾートに夏タイヤ/チェーンなしで来る輩もおり、運が悪いとスタックした車による渋滞に巻き込まれることも(今回は幸運にも回避)。また、お天気も運次第・・・ということで、今回は1週間滞在したうち、半分以上は悪天候、ホワイトアウトや強風でリフトが数本しか動いていない、という日もありました。といっても新雪やパウダースノーを味わえたのもそのおかげ(?)。さらに、転倒した際に岩に頭を打ったものの、ヘルメットにより無傷ということもあり、ヘルメットの大事さも痛感しました。 日本ではまだあまり普及していないようですが、ヨーロッパでは上手い・下手に関わらず9割の人はヘルメットを着用しています。万が一の自体を避けるため、ぜひ着用しましょう!
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